Restaurant Nabetsu”ru

Restaurant Nabetsu”ru (ナベヅル) は、 宿泊者に向けた朝食をふるまう場と、 地元の人に向けた各地で活躍するシェフを 招いたディナー 「料理人 in regidence」 としての、 ふたつの顔があります。

朝食はビュッフェではなく、 地元の農家や牧場でとれた食材をつかい、 一皿ずつ丁寧に仕上げた季節のお料理となります。

料理人 in regidence は、 各地で活躍するシェフに短期滞在していただき、 料理を愛する地元の方にディナーをふるまってい ただく、 イベント型のお食事会です。 食後はシェフを交えてカフェラウンジでのアフターパーティも開催されます。 わたしたちホ テルができる街づくりとは、 旅人を街へ案内することと、 街の人に外からの華やかな刺激を与えることだと考えています。 この イベントを通して街が豊かになることを願っています。

周南市八代では初霜が降りる11月になると、 シベリア南東部から中国北東部で繁殖したナベヅルが渡来します。 故郷の厳しい 寒さを避け、 暖かい場所で越冬するために選んだ場所がここ山口にもあります。 ナベヅルの滞在期間はおよそ5ヶ月間、 4月に なると 2000Km 離れた故郷へ帰ってゆきます。 つまり、 その土地の生態系をつくっている生物のなかに旅人も含まれているの はごく自然なことなのです。