Cafe lounge Route262

Restaurant Nabetsu”ru (ナベヅル) は、 宿泊者に向けた朝食をふるまう場と、 地元の人に向けた各地で活躍するシェフを 招いたディナー 「料理人 in regidence」 としての、 ふたつの顔があります。

朝食はビュッフェではなく、 地元の農家や牧場でとれた食材をつかい、 一皿ずつ丁寧に仕上げた季節のお料理となります。

料理人 in regidence は、 各地で活躍するシェフに短期滞在していただき、 料理を愛する地元の方にディナーをふるまってい ただく、 イベント型のお食事会です。 食後はシェフを交えてカフェラウンジでのアフターパーティも開催されます。 わたしたちホ テルができる街づくりとは、 旅人を街へ案内することと、 街の人に外からの華やかな刺激を与えることだと考えています。 この イベントを通して街が豊かになることを願っています。

周南市八代では初霜が降りる11月になると、 シベリア南東部から中国北東部で繁殖したナベヅルが渡来します。 故郷の厳しい 寒さを避け、 暖かい場所で越冬するために選んだ場所がここ山口にもあります。 ナベヅルの滞在期間はおよそ5ヶ月間、 4月に なると 2000Km 離れた故郷へ帰ってゆきます。 つまり、 その土地の生態系をつくっている生物のなかに旅人も含まれているの はごく自然なことなのです。

Restaurant Nabetsu”ru

Restaurant Nabetsu”ru (ナベヅル) は、 宿泊者に向けた朝食をふるまう場と、 地元の人に向けた各地で活躍するシェフを 招いたディナー 「料理人 in regidence」 としての、 ふたつの顔があります。

朝食はビュッフェではなく、 地元の農家や牧場でとれた食材をつかい、 一皿ずつ丁寧に仕上げた季節のお料理となります。

料理人 in regidence は、 各地で活躍するシェフに短期滞在していただき、 料理を愛する地元の方にディナーをふるまってい ただく、 イベント型のお食事会です。 食後はシェフを交えてカフェラウンジでのアフターパーティも開催されます。 わたしたちホ テルができる街づくりとは、 旅人を街へ案内することと、 街の人に外からの華やかな刺激を与えることだと考えています。 この イベントを通して街が豊かになることを願っています。

周南市八代では初霜が降りる11月になると、 シベリア南東部から中国北東部で繁殖したナベヅルが渡来します。 故郷の厳しい 寒さを避け、 暖かい場所で越冬するために選んだ場所がここ山口にもあります。 ナベヅルの滞在期間はおよそ5ヶ月間、 4月に なると 2000Km 離れた故郷へ帰ってゆきます。 つまり、 その土地の生態系をつくっている生物のなかに旅人も含まれているの はごく自然なことなのです。

Ura yama

オヴェルの敷地内には登山口があります。 山頂にはこの村を守るための 「秋葉様」 という火伏せの神が祀られており、 30 分ほどで登れる小さな山です。 年に一度、 村 人がこの山を登り、 村に火事が起こらぬように祈る風習がいまもなお受け継がれています。

わたしたちはこの山を 「裏山 – うらやま」 と呼んでいます。

本棚には 「旅」 をテーマに4人の小説家がセレクトした書物を並べています。 テーマは同じでも人の数だけさまざまな答えがあり ます。 勧められた本を読む、 それは勧めてくれた人の存在を意識しながら作者の世界に浸ること。 いつもより一層深みのある読 書体験ができることでしょう。 旅先で書物を手にとり、 もうひとつの旅の扉をひらいてみませんか。

Sound Library Urayama は、 2ヶ月に一度アートギャラリーに姿を変えます。 OVEL にアーティストが滞在し 「裏山トレッキン グ」 を通して感じたことを作品にしていただきます。 選書と同様、 テーマはずっと変わらず同じです。 同じテーマだからこそ、 そこから生まれるさまざまな作品に作家の個性が浮き彫りになるのだと考えています。

guest room

旅人にとって過ごしやすい部屋には、 いくつか条件があります。

丁度よい広さであること、 建物が堅固であること、 しっかり周囲を見渡せること、 光が部屋の隅々まで届くこと、 水が綺麗であ ること、 空気が澄んできること、 寝心地がよいこと。

そんな誰もが必要としていることに合わせて、 ほんの少しのエンターテイメントと衒いのない美意識さえあれば、 そのお部屋は 誰にとっても心地のよい空間であるはずです。

ここにあなたのセンスを重ね合わせてみてください。 同じ部屋でも使う人のセンスによって雰囲気が変わり、 時間と共にあなた 色に染まってゆくことでしょう。 私たちが準備しているお部屋には、 人それぞれのセンスが合わさるための 「余白」 があります。 余白を大切にしている理由は、 与えること受け入れることの相互作用で起こることが旅の醍醐味だと考えているからです。

Kuu NiWA

ソニー CSL が理論化した協生農法を活用し 「食べれる森」 を作っています。 モノカルチャーで枯れゆく自然を再生する技術で もある協生農法は、 小さなスペースで超高密度な生態系をつくりだす魔法のような技術です。

私たちが作った食べれる森 「Kuu NiWA」 はホテルの敷地内にあり、 ここで採れた野菜や果物は宿泊者のための朝食として使 用したり、 ロビーの朝市で販売もしています。 協生農法で収穫した野菜や果物は、 大きさや形は不揃いながらも、 透き通った 味がすると評判です。 モノカルチャーのように同じものを沢山収穫することはできませんが、 枯れゆく自然を蘇らせる力を持った この農法で新しい生産の形を提案いたします。

多種多様な生態系といえば、 ロビーに集まる人たちを見れば分かるようにホテルも同じです。 そんなよく似た性質をもったこの 場所で、 旅行客や街の人へ向けて、 育てる楽しみや、 また味わう喜びを伝えることができることが、 OVEL の喜びです。